ぐるーみん代表はーにゃです
月日の経つのは早い
とよく言いますが、ぐるーみんが誕生してからの5年は、私にとって時がゆっくり流れています。
まるで思春期の頃のように
いや、確実に5年分年齢重ねてますけどね
整体師としてサロンをオープンしてからは7年。
先日ざっと計算してみると、施術数は1万回を超えていました。
施術の腕をあげていくことに夢中で、ひたすらひたすら施術施術の毎日。
たくさんのメソッドを学び、自分でも咀嚼し、実践し、研究し、また咀嚼し、学び、実践し、
と繰り返してきました。
そんな「夢中で施術を学んでいた頃」に作ったのがぐるーみんです。
それが5年前なわけですけど、1万回施術をしてきた今、私の施術はだいぶ「ぐるーみん」マインドが強くなっています。
過敏な方にも受け入れられるような触れ方を追求し、
緊張しやすい方にもリラックスしてもらえるような工夫をし、
リラックスして力が抜け、整ったカラダの「ラクさ」を体感してもらう
単純にゆるむだけじゃないけども、今の私の施術は
「あちこち縮んで力が抜けなくなったカラダ」に「ふわふわ感」を感じてもらうのが一番の目的なのかも。
施術を仕事にしはじめた当初から
「過敏で触れることが難しい人にどう施術する?」
「サロンや施術会会場まで来られない人は?」
「緊張が強すぎて通常の手技では難しい人は?」
「忙殺されて、定期的に通えない人は?」
「経済的に施術を受け続けるのが難しい人は?」
そういうことを考えていきました。
カラダが整ったら、心も楽になる。
それって本当だった〜〜〜とサロンワークをはじめてから実感する日々。
でも、届きにくい人たちに届けたいと思えば思うほど、頭に浮かぶのは
「なぜひとは緊張が強くなるの?」
「巻き肩になる人はなぜ巻いていくの?」
など「なぜなの?」の方が気になっていく。
「自閉症の人に多い?」なんて思っていた「巻き肩で緊張気味な姿勢」、整体師となってみまわしてみると、障害のあるなし関係なく、そういう姿勢で、不調を抱えたまま暮らしている方が多いことに気づきました。
緊張したまま暮らしているのはなぜ?
体が「巻きたくなる」のはなぜ?
何より
「カラダはなぜ巻いていくの?」が一番の命題でした。
逆に自然体で日々の暮らしを緩急つけてバランスよく過ごせているひとには姿勢が整っている場合が多いのはなぜ?
もちろん、同じ姿勢ばかりで、適度な運動もせず、パソコンやスマホ、ゲームにばかり向かっている人は当然姿勢が崩れていきます
でも、そうじゃない場合は?
私が感じた答えは
「ご自分自身の人生の主人公になっているか」
ということでした。
世の中は多数派の人に合わせて設計されています。
自分自身がその世の中にうまくフィットしない部分が多いとしたら、いろんな場面でストレスを感じたり、緊張したりすることでしょう。
仕事だったり、家族のこと、将来のこと、育児、音やにおい、光などの環境もあるかもしれません
それが積み重なり、緊張が抜けなくなっていく。
緊張するということは「緊急自体」ですから体は少しでも小さくなりたいのです。
だから「縮む」
そして呼吸は浅くなり、胃腸は緊急事態ですから動きを少なくします。
排泄している場合じゃないと感じたら排泄にも影響が出るでしょう。
まわりの状況を察知したい能力が全開になるから草原のうさぎのようにアンテナバリバリ立てて、「過敏」になるでしょうし、逆に自分の体の痛みや不調を感じるアンテナの方は感度をさげていくかもしれません。
まわりの人や環境に合わせるだけで疲れたり緊張したりする暮らしであれば、自分の人生を主人公として謳歌することも難しくなるでしょう。
筋肉を中心としたカラダって、緊張すると「縮み」ます。
縮む時には大抵「ねじれながら」縮みます。
縮むと当然長さが短くなります。
短くなると反対側を引っ張ります。
一番分かりやすいのは胸と背中
胸の筋肉が縮んで鎖骨まわりが平らになってる人を見かけることがあると思います。
そういう人はほぼほぼ「巻き肩」「円背」の状態になります。
左の写真がその状態。
胸が縮んで肩が巻き込んでいます。
それが、右の写真のように、のちのち「ゆるんで」「回復」できるなら全く問題ないのです。
しっかり使ったカラダが「回復」し、また元気に動ける。
それが一番ですよね。
でもじわじわと「縮んだ状態」が続いて、「回復」が追いついていないカラダはどんどん「縮む方」にばかり使われ、元の長さに戻りづらくなっていきます。「縮む」という「負債」が溜まっていく感じ。
そこで「巻き肩」「円背」「猫背」と言われる状態になってしまうのです。
そしてこの胸周りの姿勢の崩れは、自然と首を前に出し、立っている時のバランスを崩し(頭が前に出るわけですからね)
腰回りや足にまで影響が出ていくわけです。
これが、少しずつ少しずつ進んでいきます。
じわじわと進んだ姿勢の崩れは、知らず知らずのうちに可動域をせばめ、あちこちに循環の滞留を起こし、固まっていきます。
その時点で一時的にリラックスしたとしてもそれだけでは「元に戻る力」を失っていることも多いのです。
それが知的障害のある方や高齢者、小さいお子さん、心身ともに疲れ切っている方などは、それを自覚したり、ご自身でセルフケアをしたりすることも難しい場合も多いのです。
その緊張や、積み重なったカラダの使いづらさ、放置して良いことはひとつもありません。
自身で整えることが難しい、いわゆる「届きづらい人」にケアを届けたい。
ここでいうケアはぐるーみんじゃなくたっていい。
もっと言えば「ケア」でなくたっていい。
お風呂にゆっくり入ることだったり
好きな音楽を聴くことだったり
推し活だったり
映画だったり
回復スイッチはたくさんある方がいいし、こまめにコツコツできる方がいいに決まってます。
その中のひとつの選択肢として「ぐるーみん」は存在していたいのです。
タッチケアのぐるーみん
セルフケアのぐるーみん
体操のぐるーみん
すべてコンセプトは同じ リラックスして力を抜き、
使いすぎているところに休んでもらい
使えていないところに起きてもらう
あなたはリラックスだけ考えてください。
関節の向きや筋肉の動かし方は私が「整う方向」を考えてあります。
マネするだけでいいです。
私の整体師としての活動がまるっとぜ〜〜んぶぐるーみんになってきています。
もう境目なくなってきたな〜〜。
ぐるーみんは手技のメソッドじゃないんです。
人生を取り戻すお手伝いをしたい
私たちの場合はカラダからね。
という感じ。
ぜひぜひぐるーみん実感してみてほしいです。
会いにきて〜〜〜 今はオンラインもあるからね〜〜〜
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